『ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 構図の法則』の教え
最近ストップモーション撮影(コマ撮り)のためカメラを買いました。
せっかくだからとコマ撮り以外にカメラを使うのですが、なかなかいい写真が撮れません。
そこで手にした『ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 構図の法則』(以下『構図の法則』)での教えを紹介します。
優れた写真に必要な4つの要素
『構図の法則』では、優れた写真に必要な要素として、以下の4つを挙げています。
優れた写真に必要なものは?
- インパクトのある被写体
- ダイナミックな構図
- 効果的な光
- 感情的な反応を引き起こす力
インパクトのある被写体
インパクトのある被写体とは、見る人の心を強くとらえる要素をもった被写体のことです。
美しさ、醜悪さ、個性、興味深さなど、人の心をとらえる要素にはさまざまな要素が考えられます。
Instagramに流れてくる写真を見ていても、ありきたりな写真ではとくに注目せずにスクロールしてしまいます。
私はよくLEGOの写真を見ていますが、作りこみのすごい写真や、LEGOと別の何かを組み合わせてシュールな写真が投稿されていると、おもわず画面を止めてしまいます。これらの写真には美しさや個性、興味深さがつまっています。
こうした人の心をとらえる要素が写真には必要です。
ダイナミックな構図
写真だけで人の心をとらえるには、構図も大切です。
たとえば、写真1と写真2はどちらのほうが心地のよい配置になっているでしょうか?
人によって好みはあるかもしれませんが、より多くの人が気に入る構図を頭に入れておかなければなりません。
ちなみに私は写真1も写真2も見ていると不安な気持ちになります。
これから構図も勉強していきます……。
効果的な光
コマ撮りをするようになってから、撮影では光が重要なことに(ようやく)気が付きました。
ドラマの撮影現場になんであれほどの照明が必要なのか、いまではよくわかります。
簡単な例を挙げると、写真3と写真4は同じような構図ですが、写真4のように被写体に影を作ると「不誠実さ」や「不気味さ」を演出することができます。
感情的な反応を引き起こす力
これまでのまとめのような要素ですが、上記の3つの要素を利用しながら「感情的な反応を引き起こす力」を実現していきます。
見た人が写真の状況を体験している気持ちになれるかどうかがポイントです。