殺しの七並べ……物騒なネーミングとは裏腹に
3人以上で集まると必ずやるのがテーブルゲームの定番、トランプです。
そんなトランプゲームの中でも断トツに盛り上がるのが「殺しの七並べ」です。
七並べの簡単なルール
まずは基本の「七並べ」のルールを簡単に抑えていきましょう。
七並べのルールは、トランプを4人に均等に分け、始めに7のカードを手持ちに持っている人が縦一列に並べます。
ダイヤの7を出した人をスタートとして、時計回りにゲームは進み、自分の番になったら同じ記号で続き番号のカードを横に並べていきます。
たとえば、ハートの6のカードの左右にはハートの5、もしくは7をそれぞれ並べることができます(もっとも7のカードは始めからでているのですが)。
手持ちの中に並べることができるカードがなければパスとなり、始めに手持ちのカードを全て出し切った人が勝ちとなる。
ジョーカーの用途は地域によって様々でしょう。たとえば「ジョーカーはどのカードの隣にでも並べることができる」であったり、「番号を1つ飛ばしてさらにもう1枚カードを並べることができる」といった能力があるのが一般的だと思われます。
殺しの七並べルール
それではここからは「殺しの七並べ」のルールを解説していきます。
囲んでカードを殺していく!
このゲームは名前にもあるとおり「七並べ」をベースとしていますが、大きく異なる点があります。
このゲームでは四方を壁(スペードより上、クローバーより下、Aより左、キングより右が壁になります)またはカードに囲まれたカードは「殺された」ことになります。
また複数の札が長方形で囲まれている場合、その札の数が9枚以下ならそのすべてが殺されます。
このルールにより、カードが次々と殺されていきます。
殺された札は手札から取り除かれます。
カードの出し方
七並べとは既に出ているカードに隣あっている場所にしかカードを出すことができませんが、殺しの七並べは斜めにカードが接している状態でもカードを出すことができます。
自分の手番における札がない場合にはパスしなければなりません。
あがりの方法と集計
自分の手番に手札がなくなったら、あがりとなります。手札が全部殺されてしまっても、自分の手番が来るまではあがりとなりません。
全てのプレイヤーがあがりとなった時点でゲーム終了です。
殺されたカードを一番多く持っている人が負けになります。
七並べから格段に面白くなった殺しの七並べ
他に気を取られているとどんどん殺されてしまうので、スリルがあってとても面白いのです。
カードが殺されるたび「また殺された~」などと盛り上がるのでおすすめです。傍から聞いている人には物騒なゲームかもしれませんが(笑)
外部リンク
こちらのウェブサイトもおすすめです!殺しの七並べについて詳しく説明されていますよ!
とくにs-jimaさんのサイトでは実際にコンピュータと殺しの七並べを遊ぶことができます(^^)/