人狼ゲームに似ているけれども、独自のルールもあり
2013~2014年にかけて人狼ゲームが非常に流行しましたが、この人狼ゲームに似ているトランプゲームが探偵ゲームです。
探偵ゲームでは配られたトランプにより、役割が決まります。
ジョーカーが黒幕、ジャックが実行犯、クイーンが現行犯、エースが探偵……といった具合です。
探偵役に選ばれた人は黒幕や実行犯、現行犯を質問によって推理していきます。
中には何の役割も持っていない一般市民もいますが、一般市民は探偵の質問に対して嘘をついても構わないというルールです。
誰が嘘をついているのかを探偵は見破り、黒幕と実行犯、現行犯は見破られないように探偵を騙していくといった、頭脳戦と心理戦の要素のあるトランプゲームです。
緊張感のあるゲームなので、やっていてすごく楽しいゲームです。
頭もかなり使うので、脳の良い訓練にもなります。自分の頭の良さを見せ付けるのも楽しみの一つです。
探偵ゲームの遊び方 -役割-
基本的な役
- JOKER(ジョーカー)…黒幕(犯人とも呼ばれる)⇒実行犯と現行犯に殺させる人を選ぶ。
- J(ジャック)…実行犯⇒黒幕に選ばれた人を殺す。
- Q(クイーン)…現行犯(共犯とも呼ばれる)⇒黒幕に選ばれた人を殺す(声を出したり、物音をたてる)。
- A(エース)…探偵⇒黒幕、実行犯、現行犯を推理する。その際、一般市民やそれにまぎれている犯人に質問する。
- その他…一般市民⇒探偵の質問に答える。嘘をついても構わない。
ローカルルール?
- 目撃者(任意のカードに役を割当)…黒幕・実行犯・現行犯とともに顔をあげ、その様子を見ることができる。
探偵ゲームの遊び方 -基本ルール-
ゲームの流れ
- 一人一枚ずつトランプを配る
- 自分のトランプだけを見る
- 電気を消す
- 下を向く
- 役割がある人は役を担う
- 最後の死人が10秒間数える
- 電気をつける
- 顔をあげる
- 探偵の推理開始
役割の実行
①犯人グループの役割
全員が下を向いたら、「黒幕」「実行犯」「現行犯」、そしているのであれば「目撃者」が顔を上げます。
「黒幕」は「実行犯」「現行犯」に襲撃先を合図します(襲撃人数は原則1人)。
「実行犯」は襲撃先のプレイヤーを軽くたたきます。(犯行の最中、「現行犯」は足音を立てるなどして、犯行の手助けをし、「犯人」を隠匿します。)
たたかれた人は「ギャー」と悲鳴をあげるなどして襲撃されたことをアピールし、その後10数えます。(たたかれた人は「被害者」となります。)
ローカルルールでは「実行犯」が偶然にも「探偵」を襲撃してしまった場合、「探偵」はその場で顔を上げ、現行犯逮捕として「犯人」を捕まえることも可能。
①探偵の役割
被害者が10数え終わったら電気をつけて全員が顔をあげ、探偵が推理を開始します。
「探偵」は「被害者」にいくつでも質問をすることが出来ます。
「どちらから気配がしたか?」「どこをたたかれたか?」
探偵はこうした質問をすることで、犯人の目星をつけていきます。
被害者は質問には嘘をついてはいけません。
またローカルルールでは、探偵が被害者以外の他の人にも質問することもある。(3人に限り3問ずつという制限を付けることもある)
ゲームの終了
聞き込みの後、探偵は犯人を指名する。
制限回数を設け、それまでに探偵が黒幕を当てることができたら探偵の勝利!
探偵が黒幕を当てることができなかったら、黒幕・犯人グループの勝利!
お仕置き
探偵ゲームにはお仕置き(罰ゲーム)がセットになっていることが多いです。
- 探偵に推理を当てられた犯人は、探偵にお仕置きされる
- 探偵に誤認された一般市民は、探偵にお仕置きする
追記(2022/10/13)
この記事は他のサイトから移動したものです。
人狼系のゲームはとくに道具はいらないので、この探偵ゲームのように、設定さえあれば気軽にプレイできますね。
こども会などで、ぜひ遊んでみてください。